腰痛に効果的な簡単エクササイズ!腹横筋を鍛えよう!
こんにちは!Junです。
腰痛で悩む人はとても多く、なかでも病院で検査をしても原因がはっきりとわからない「腰痛症」が全体の8割を占めているといわれています。湿布や痛み止めの使用だけでは具体的な治療とは言えません。
今回は人間本来が持っているコルセットのような筋肉「腹横筋」を鍛えるエクササイズを知り、腰痛を根本から改善していきましょう!
腰痛になるのはどうして?
腰痛には様々な要因があります。背骨が関係する腰椎椎間板ヘルニアや腰椎すべり症といった整形外科的疾患、尿路結石などの内臓疾患や婦人科系疾患もあります。
しかし、病院に行ってレントゲンやMRI、血液検査を実施しても原因がわからない場合は、「腰痛症」と診断され、とりあえず湿布や痛み止めを処方してもらうことで様子見になります。
そもそも腰の痛みを感じるのななぜでしょうか?
背骨には脳から続く中枢神経(脊髄)が通っており、椎間板から末梢神経(運動神経や知覚神経)が出ています。
腰が痛いと感じるのは、この末梢神経周辺の筋肉や関節、骨、椎間板に炎症や緊張などの刺激が起こり、その刺激情報が脊髄を通って脳に伝わるためです。
痛みを感じると、筋肉は余計に緊張します。ここにストレスなどのネガティブな感情が加わると、脳は痛みを拡大解釈し、さらに腰痛がひどくなります。なので、腰痛には心理的側面も影響しているんですね。
腰痛症の原因が、姿勢の悪さなのか、筋力の低下なのか、運動不足やストレスなのか、まずは普段の生活を振り返って自分の原因に向き合うことが大切ですね!
腹横筋を鍛えよう!
人間の体には、コルセットのような働きをする筋肉がもともと備わっています。
人間の背骨は24個の椎骨が積み木のように積み重なってできており、その中でも一番下側の5つの椎骨で構成されているのが腰椎です。
上半身を屈んだり、曲げたりするときにこの腰椎には大きな負担がかかります。それをサポートするのが、椎骨と椎骨の間のクッション材の役割を果たす椎間板や、椎骨の積み木が崩れるのを抑えている筋肉や靭帯なんですね。
そして、腰椎を包み込むようにしっかりサポートしているのが腹横筋なんです!腹横筋の筋力が低下してきてきちんと機能しないと、無意識に負荷を骨で受け止めてしまい、その結果腰痛になりやすいとも考えられます。
そんな天然のコルセットである腹横筋を鍛える簡単なエクササイズを2つ紹介します!
ドローイン
- 床の上に仰向けになります。
- 腰と床の間に隙間ができます。
- お尻は浮かさずに、その隙間を押しつぶすように腰を床に近づけます。
- 20〜30回を1セットとして3セット行います。
プランク
- うつ伏せになり、手を軽く握って両肘を床につけます。この時両肘は肩の真下にくるように置きます。
- 両脚を伸ばしてつま先だけ床につけて上体を浮かせます。
- 腰を反らないように注意し、背中を軽く丸くするようなイメージで行います。
- 30秒キープ30秒休憩を1セットとして3セット行います。
難しい時は、慣れるまで膝をついて行うことでもOKです!簡単になってきたら秒数を伸ばしてチャレンジしてみましょう!
どちらも負荷が大きいわけではないので毎日行っても大丈夫です。習慣にすることが一番大切なので、週に3回や1日置きなど自分に合ったペースで続けてみてください!
以上、腰痛対策の簡単エクササイズでした!
わかりにくいことや聞きたいことなどがあれば、お気軽にコメントやお問い合わせにどうぞ!今日も最後まで読んでいただきありがとうございました!