“知る”が、初めの初めの第一歩。

変わるきっかけがここに。物事の原点にこだわります。

食べたものが、からだを作る。

こんにちは!Junです。
今日はからだ作りの原点についてです。 
食習慣を見直したい、健康が気になってきた方必見です。

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からだを知る

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人も自然界の一部

鋼の錬金術師』でエドワード・エルリックが
人体錬成に挑戦した1コマがあります。

 

水35L、炭素20㎏、アンモニア4L、石灰1.5㎏、リン800g、
塩分250g、硝石100g、硫黄80g、フッ素7.5g、鉄5g、ケイ素3g、
その他少量の15の元素、及びその個人の「遺伝子の情報」

 

構成初めて読んだ時は、思いのほか材料少ないなーって思いました。
ここで重要なことはすべて自然界に存在するものだということです。
当たり前!なんですが今の食生活からは意外と忘れがちなことです。

 

ちなみに、ドラえもんのひみつ道具にも人間製造機というものがあるらしく、
材料も紹介されています。

石鹸(脂肪)……1
()……1
マッチ(りん)……100
鉛筆(炭素)……450
石灰……コップ1杯分
硫黄……1つまみ
マグネシウム……1つまみ
……1.8リットル

今も昔も人体錬成死者蘇生にめちゃくちゃ関心があったようです。
ギリシャ神話に、医神アスクレピオスは死者蘇生を行い冥界の王ハデスを怒らせ、
最後はゼウスに殺されてしまう話があります。

 

エルリックもドラえもんもアスクレピオスも残念な結末を迎えているので、
現代医学の再生医療はいい方向に向かって欲しいです。

大切なのは口に入れるもの

人が地球上の生物である以上、からだは自然にあるものからできています。
なので、からだを成長させたり動かしたりするために必要な食べ物も、
もちろん自然界にあるものでないといけません!

 

よく健康のことで話題になる、食品添加物や農薬などは気をつけろ!というのは、
多くが人工的に作られた異物だからです。

 

これらが入った食べ物を食べ続けると、
からだがびっくりして異変を生じ病気になるということなんですね。
もちろん薬も異物に入ります。気をつけろ!という話題に入る常連です。
この辺りのことも今後僕の考えを書いていきます。

 

添加物農薬も今は悪者ですが、
戦後の当初は食べ物をいつでも手軽に安く手に入るようにしたい!
という努力の賜物だったんですよね。
しかし、現在は飽食の時代とも言われ食べ物で溢れすぎているのも事実です。

 

食がなく困った時代から食があって困る時代になったのは皮肉なものですが、
未だに世界に餓死する国がある中で、日本は本当に恵まれています。

日本人を知る

飽食の時代とは、何を食べるかを選べる時代だということです。

 

何を食べるのが良いかの原点は、先祖代々生まれ育った土地にあります。
なぜなら、単純にからだに合っているからです!

 

日本の和食は世界にも誇れるもので、
2013年にはユネスコの世界無形文化遺産に登録されました。

 

和食を毎日食べるべきだという話ではないですが、
和食には大切なことが詰まっています!

  • 米が主食
  • 一汁三菜
  • 季節や土地ごとに豊富な食材
  • 素材の味を引き出す調理法

米はすごい!

麺類やパンなど小麦を使用したものが増え、
さらに糖質制限が流行ったりと米の消費量が下がっていますが、
主食としての栄養バランスは一番です。

ご飯1杯(150g)に含まれる栄養分
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日本は弥生時代から稲作を始め、稲はその貴重さからずっと経済の中心を担ってきました。現代のお金よりも歴史が長いです。

栄養素を無駄なく摂れる!

和食は栄養バランスはもちろん栄養素を最大限摂れるよう工夫されています。


今はスーパーに行けば一年中手に入る食材が多いですが、
本来は食材ごとに適した季節は決まっており、
旬の時に食べるのが一番栄養価が高いです。

 

また、世界に珍しく日本には各地で特産品があり、
郷土料理など伝統的な食文化があります。
土地の食材はその土地で食べるのが最も栄養価が高いです。

 

和食の考え方は、無駄な加工はせず自然を尊重するです。

まとめ

生活習慣病などの病気予防に関心が高くなり、
改めて食習慣について考える時代になりました。

健康を意識する時の多くは、からだに何か不調がある時です。
とりあえずサプリメントを飲んでみたり薬に頼ったりする前に、
まずは口に入れるものを見直すことが重要です。

アーユルヴェーダやマクロビオティック、ローフードなど、
食習慣に関わる色んな健康法があります。どれも否定はしません。
むしろ、健康のために何かをしようとする意識が素晴らしいことです!

 

一つだけ知っておきたいことは、これらは少し高度な食習慣であり
正しい知識を身につけて実践する必要があることです。

 

食習慣の原点は、誰でも簡単に取り入れることができ
日本人本来の食生活である和食にあります。