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糖質に弱い日本人。痩せていても糖尿病にかかる人が多い理由。

こんにちは!Junです。
糖尿病と聞くと食べ過ぎや飲み過ぎ、運動不足などの生活習慣が原因であり、肥満の人がなるイメージがありますが、実は日本人の2型糖尿病発症者の50%以上が肥満ではないといわれています。
今日はその理由も含め糖質と日本人についてお話しします!

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糖尿病の現状と対策について

糖尿病には1型と2型があり、生活習慣によって起こる2型が大半を占めています。日本人の6人に1人が血糖異常者、40歳以上に限定すると3人に1人が糖尿病予備軍と言われています。

 

では、その生活習慣をどうすれば糖尿病を予防できるのかについては、すでに知っている人の方が多いですよね!

 

つまり食事や運動が大きく影響しているのでそこを気をつければいいと。

 

ここでいくつか選択肢が出てきます。

  1. 食事も運動も大切です!もちろん両方気をつけてますよ!
  2. 食べたいものを食べたいのでその分運動してます!
  3. 運動する時間はなかなか取れないので食事を気をつけてます!
  4. 病気になるのは覚悟してます!食事も運動も気にしません!

さてみなさんはどれに当てはまるでしょうか?

 

4はもはや往生際がよく生き様がかっこいいとも取れますが、一番問題なのはどれにも当てはまらず、病気にはなりたくないけど何も取り組んでいないパターンです。

 

もしこれから手っ取り早く何か取り組みたいという人には3がおすすめです!なぜなら日本人は時間に追われている人が多く、運動の時間を新たに捻出するのは難しい部分もあるからです。

 

そして食事改善でもっとも有効な方法がロカボです。

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欧米人と日本人の違い

糖尿病に深く関わる血糖を制御するホルモンがインスリンですが、欧米人と日本人ではこのインスリンを出す力が異なります。

 

欧米人はもともとインスリンを出す力が強く、食べても食べても十分なインスリンが分泌されるので、太らない限り血糖値が急上昇することはありません。なので、太っていると糖尿病のリスクが高まり、太っていなければ大丈夫という判断ができます。

 

しかし、日本人や東アジア人はもともとインスリンを出す力が弱く、食べすぎるとすぐに血糖値が上がってしまい、高血糖状態が細胞に負担をかけ、さらにインスリンが出しにくくなります。その結果、ますます血糖値が高い状態が続き、太っていなくても糖尿病と診断される人が多いようです。

 

さらにこのインスリンを出す力は加齢とともに衰えていくといわれています。

 

これが痩せてても糖尿病にかかる人が多い理由です。

 

普段から、ラーメンとチャーハン、うどんとおにぎりのような糖質中心の食事をしている人は要注意です。また、父母に糖尿病の人がいる場合は、遺伝的に糖尿病になりやすいともいわれているので気をつけたいですね!

なぜロカボがいいの?

食事改善には、カロリー制限や脂質制限も候補に上がります。

 

しかしカロリー制限は太っている人には有効ですが、そもそも毎日空腹と闘うことになりストレスがたまるのでおすすめはできません。

 

また脂質制限については意味がないと証明されてしまいましたね!

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なので日本人にとって簡単に取り組めて、しかもエビデンス(裏付けとなる証拠)のある有効なデータが揃った食事法はゆるい糖質制限であるロカボなんですね!

 

ロカボは糖質の量(3食それぞれ糖質40gずつ、間食は糖質10gの合計1日糖質130g)さえ守れば、ご飯もケーキもお菓子も食べれます。そして糖質以外はお腹いっぱいになるまで食べてOKです!

 

ぜひ一度試してみてください。まずは1週間でも試してみると体感がありますよ!

 

わかりにくいことや聞きたいことなどがあれば、お気軽にコメントやお問い合わせにどうぞ!今日も最後まで読んでいただきありがとうございました!