CM数減少！ライザップ経営から見えてくる健康寿命を延ばすための課題！
こんにちは！Junです。
今日はこちらの記事を参考に、健康寿命を延ばすために必要なことをお伝えします！
ライザップを分析
どんな人が挑戦しているの？
「結果にコミットする」で有名なライザップ。
CMではテレビタレントや経済評論家、アイドルなど多くの人が挑戦し
劇的ビフォーアフターを披露していますよね！
ライザップは平成22年に設立された会社で、当初CMがバンバン出ていた頃は、
たった2ヶ月で衝撃の結果が売りでCM自体もシンプルな構成でした。
あれ見てどうでした？
おそらく若干の“怪しさ”と“疑い”を感じた人も少なくないと思います！笑
ライザップで行われることは大きくは3つです。
- 徹底した食事制限（特に糖質制限）
- 週2回の筋力トレーニング
- マンツーマン指導
ボディメイクスタンダードコースは298,000円（税別）で、
これに入会金50,000円（税別）が必要になってきます。
この値段は高く感じますか？それとも安く感じますか？
このライザップに挑戦する人はどんな人が多いのでしょうか？
瀬戸社長によると、ライザップに通うのは「適度に太っている人」、もしくは「太っていない人」だという。つまり、もうすでに自分を適度にコントロールできている人、かつ自分を高めることにおカネを惜しまない「意識の高い人」（瀬戸社長）だ。 意識の高い人は、自分が理想とする体型や健康状態と現在の状態にギャップを感じていると指摘する。そのため現状に満足せず自分磨きに終わりがない。その意識が高い人たちの自己実現を阻む「三日坊主」を、厳しい食事指導で知られるようにライザップが克服させるというわけだ。
東洋経済ONLINE
つまり、変化に敏感な人たちが挑戦していたといえます。
経営戦略としては、広告宣伝をどんどん行って新規客を獲得し、
2ヶ月のトレーニング期間が終了すると再度広告を行う、
これを繰り返していたそうです。
確かに、当初“怪しい”と思ったライザップですが、
その効果には疑いがなくなってきていますし、
ライザップを知らない人はほとんどいないのではないかと思います。
心理学でいう単純接触効果（繰り返し接することで、警戒心が薄れ、
好意度が増していくという法則）ですね！
ライザップがダイエット自体に糖質制限や筋力トレーニングのイメージを
定着させたとも言えます。
ライザップの変化とは？
2016年4月から、ライフサポートコースという、
標準コースを終了した人がトレーニング終了後も月2回継続して
トレーニングを受けられるというシステムを始めました。
ちなみに、月額19,800円で1年以上の契約が必要なようです。
広告だけでは新規客がなかなか増えなくなってきたため、
ライザップ継続利用者から口コミで新規客を増やそうという狙いのようです。
勝手な憶測ですが、
これを見る限り2ヶ月のトレーニング後にリバウンドしてしまった人も
それなりにいるのではと思います。
その結果リバウンドした人から口コミを聞いて、
ライザップに行かないを選んだ人もいるかもしれません！笑
もちろんライザップ挑戦がきっかけで、ライフスタイルがガラリと変わり、
理想的な健康習慣を築いた人もたくさんいるはずです。
ライザップ側もリバウンドは望んでいないでしょうし、
継続してライザップを意識してもらえるように
今回のアフターサービスを導入したのではと考えられます。
さらに2016年6月から、
自宅でできるライザップとして食事編、運動編それぞれの本を出版しています。
ライザップに挑戦できない人の声として、
会費が高いことや時間的に通えないといった理由が多いようなので、
この本を通して、ライザップの方法を知ってもらい実践してもらい、
一人でダメなら是非店舗へ！という流れもできました。
以前と比べてイメージが一気に変わりました。
得体が知れなくて少し不安だけど圧倒的な結果が手に入るチャンス！
だったのが今年からは、ライザップをより身近に！という印象になりました。
健康寿命を延ばすための課題
２：６：２の法則
何か新しいものを始めたり、変革を進めるときには、
どんな集団にも２：６：２の法則が当てはまります。
意識の高い、変化を好む、流行に敏感な2割の人が先陣を切り、
その価値や結果、評判により必要性を認知すると6割の人が動きます。
今回のライザップもそうですよね！
最初のCMの段階で挑戦した人たちは2割に含まれる人たちで、
今年始めたライフサポート制度や本の出版により、
次の6割の人たちを巻き込んでいこうとしています。
これはライザップに限らず日本という国全体で見ても同じ状況だと思います！
今は健康に関する様々な情報が出てきています。
新しく注目される食材や、新しいトレーニング方法、習慣を変える方法など、
ものすごいスピードでどんどん出てきます！
情報が多すぎて混乱する世の中だとも言われますが、
2割の人たちはうまく自分のライフスタイルに取り込み
実践しているのではと思います。
健康の必要性については頭の中では多くの人が理解しています。
病気になりたくないし、薬も飲みたくないですよね！
ではどうしてうまく取り込める人と様子見になってしまう人
がいるのでしょうか？
意識を変える
- 今はまだ健康だから大丈夫！
- わかってるけど何からしたらいいかわからないんだよなー
- 病気になったらなった時でしょ！
他にも考え方の違いはいろいろあると思いますが、
行動の優先順位と自分にとって何が必要かがわからないことが
原因であると考えられます。
例えば、アフリカに初めて行く人が、友人からマラリアには気をつけてね！
とアドバイスされたとします。その時に、
- 今はまだマラリアにかかってないから大丈夫！
- マラリアは知ってるけど何したらいいかわからないんだよなー
- マラリアになったらなった時でしょ！
と言い換えると割とおもしろい感じに仕上がります！笑
行動の優先順位を変えるために必要なこと、
一つ目はそこに緊急性を感じるかどうかです。
健康寿命を延ばすために大切なのは糖尿病や高血圧、脂質異常症などの
生活習慣病をどう予防するかですが、
マラリアと異なるのは、なんかやばそうだと思っていても、
すぐに死に直結するわけではないので
あまり緊急性を感じないのではないでしょうか。
実際に家族や親しい友人が治療中であるとか、
周りに生活習慣病が原因で亡くなった人がいるとかで、
少し緊急性が改善されるようですが、
ただ注意喚起するだけでは時間がかかりそうです。
なので個人的にはもう一つの行動の優先順位を変えるために必要なこと
に力を注いでいきたいと思います！
二つ目は、他より優先したくなるぐらい楽しいと感じることです！
健康そのものを目的として何かに取り組むのではなく、
楽しいことや夢中になれることが間接的に健康に繋がるのがベストです。
今流行りのポケモンGOにハマって歩きまくったせいで痩せた人がいるようですが、
そういうことですよね！
スマホゲームの他にアートやライブフェス、ファッションショー、
運動会、農業、祭り、謎解きなどなど体験型のイベントを通して、
食事に気をつけたり運動を続けたりするきっかけが生まれればおもしろいのですが
現在模索中です！
最後に、自分にとって何が必要かわからない場合は、
まずはたくさんの人に会って自分をどんどん知っていくことが必要になります。
自分軸を作ると言っていますが、
この辺りについては他の記事で詳しく触れていますのでぜひ見てみてください！
やっぱり一病息災ではなく無病息災がいいですよねー！
みんなで健康寿命を延ばしていきましょう！
わかりにくいことや聞きたいことがあればお気軽にご連絡ください。
今日も最後まで読んでいただきありがとうございました！
